平成30年度総会 会長挨拶
  

 皆さん今日は、お元気そうで何よりです。

  昨年は、50周年ということで、全国から約120名の同期生が出席されましたが、 今年は例年通り東方主体の総会となりました。
 42期の総会といっても東方支部の総会に屋上屋をかさねる形ですので、3年後に一応の区切りをつけるのは、結構正しい判断ではないかと思っております。

 ただし、その後は各方面毎の活動に期待しております。
 どうか各方面毎末永く同期の絆を深めていただくことを念願しております。


 さて話は変わりますが、私どもは来年度中にいわゆる後期高齢者の仲間入りをします。
  この年になって最近思うことは、我々の年代は非常に恵まれた年代であったな、ということです。

 我々の親の年代は、戦争に駆り出されそして戦後復興に汗を流しました。
 そのお蔭で我々の学生時代には東京オリンピックがあり、新幹線が走りそして東名高速が開通し、まさにこれから躍動するという時代に私どもは社会人生活を送ってきました。

 そして私どものすぐ後にはいわゆる団塊の世代が待っており、この世代以降は将来に対する不安が大きくなる。

 孫の世代は人生100年の時代となるといわれ、孫の世代が我々の年になるころには、日本の人口も9000万人を切るのではという推計もあります。

 周りを見れば年寄りだらけ、そのころの社会保障はどうなるのか想像もできません。
 さらに、国の借金は増えることがあっても減ることはないでしょう。
 加えて2030年頃にはAI2000 万人以上の仕事を奪うともいわれております。 まさに不安だらけです。


 このような状況を踏まえ、私どもは恵まれたことに感謝しつつ、次世代に負担をかけないように余生を送り、お迎えを待つべきだろうと思います。

 そのためには健康が大事ですが、健康のためにもおおらかに楽しく暮らすことがこれまた大事と思います。

  今日は大いに楽しんで明日への活力を養ってお帰りください。

                                                            会長 小 蛛@毫 向
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