趣味三昧 寺澤 武行
2013ゆきだるまクラブ・スキー・ツアー

 「ゆきだるまクラブ」について、簡単に説明します。

 約15年ほど前から実施されていた、埼玉県障害者交流センターのスキー教室で出会った仲間が、2001年に親睦のために作ったのが、ゆきだるまクラブです。

 現在会員は、各種の障がい者とそれをサポートする健常者、あわせて約60名おり、毎年のスキーツアーには、約30人が参加しています。サポーターの半数は、自衛隊OBです。

  長年続けた越後湯沢から変換して、去年から長野の黒姫スキー場で、ツアーをやっていますが、今年も黒姫のホテル・アスティを宿にして1月25日からツアーが実施されました。
 ホテルは、バリアフリーの宿なので、車いすの仲間も参加してますが、約25人が参加しました。
 私は、会長として参加してますが、もちろんサポーターには、同期の常連の永松君・田中君も含め後輩の自衛隊OBも参加してくれ、頼もしい助人です。25日には、近くに住んでいる同期の洗君も参加してくれました。(写真①・②)






今年は雪が多いため、道路の除雪・スキー場の圧雪が間に合わず、てごわい雪でしたが、会員は、障害の有無にかかわらず、楽しく滑っていました。(写真③・④)








 障害者の参加者が、みんな就職をしていて、休暇を取ってくるのが頼もしく思います。
 私が、障害になったことは不便ですが、私にこの世界を見せてくれた神様に感謝してます。
 また、健常者で「ニート」と呼ばれている人に、この世界を見せてやりたいと思います。
                            




 今年は、会員本人の知的障害の補助のため、お父さんお母さんの参加もありましたが、知的障害者の苦労が良くわかります。(写真⑤)



 



 「五体不満足」の乙武洋匡氏が、「障害は個性だ」といってますが、私も同じ考えで、区別はあっても差別がない活動を目指してますが、ゆきだるまクラブでそれを実現しようとしてます。

 共感してくれる人、障害者スキーに興味のある人の参加を期待します。