趣味三昧 | 寺澤 武行 |
スキー今昔物語 | ||||
スキーシーズン、まっさかりで、あちらこちらで楽しんでいます。 今日は、スキー板の今・昔の話をしてみようと思います。 昔の板(ノーマルスキー)は、皆さんが2,30年前に使っていたあれです。 ![]() 今の板はカービングスキー(板)と言います。 この板は、写真①のように長さがノーマルスキーよりうんと短くて、身長+-10㎝が基準です。私のは160センチで隣のポールは180センチです。 板のセンターは昔の幅ですが、トップとテールの幅が広くなってます。つまり、「くびれ」があるように見えます。板の固さと、このサイドカーブの強さにより、回転性能が変わってきます。 ![]() 写真②のように締め具は、通常1センチくらいの板の上に着けます。 昔の板は、直滑降が得意でしたが、カービング板の得意技は、回転で、ひねらなくてもエッジを立てればスキーが廻ります。 おかげで、スキー技術が大きく変わり、スキー連盟の教程が変わり、バッジテストの重点も変わってきています。 ![]() 写真③「日光白根」で、スキーの長さを、私と田中君の身長と比べてください。 スキー技術の違いを話します。 ① スキー板のスタンス幅は、肩幅くらい開く ② 内足を重視して、内足から回転を始める。 ③ 上体を固定しないで、スキーとともにローリングさせていく。 ④ ボーゲンスタンスで滑るときは、行きたい内足に体重を乗せ、上体を先行させる。 ⑤ しっかりエッジを利かせて斜滑降をしようとすると、山回りターンになる カービング板は、扱いやすく、回転が楽なので、中高年者や障がい者に向いています。 興味があれば、スポーツ店を覗いてみたり、スキー場で、試してください。 |