42期 徒然草
佐賀新聞掲載記事 : 「高齢者運転に警鐘」 、「オスプレイの功罪、よく検討して」 小池 信康

① 以下2016年11月5日の佐賀新聞に掲載されたものです。

「高齢者運転に警鐘」

 10月29日付の佐賀新聞によれば、28日朝87歳の男性が運転する車が前方の車両に追突した弾みで横転。そこを通学途中の小学生が歩いていたため一人が死亡し、4人が怪我をした。

 死亡した小学生は1年生だった。これほど悲惨なことはあってはならない。
 運転していた高齢者は、ブレーキとアクセルを間違えたのではとか、認知症の疑いは無かったのか、また前日から連続し運転を続けていたとも伝えられてる。もはや過失にとどまららない。
 危険運転に相当するのではないだろうか。

 我々高齢者は、常に免許証返納について深刻に考えなければならないと思う。
 少しでもおかしいと気づいたら運転を辞め、 免許証の返納をすべきだろう。
 それがどうしても難しいいなら、自動 ブレーキや、アクセルとブレーキを間違えない装置等の付いた車に乗るべきだろう。


② 以下2017年1月13日の佐賀新聞に掲載されたものです。

「オスプレイの功罪、よく検討して」

 佐賀空港へのオスプレイ配備問題については佐賀新聞でも特集が組まれ、大方反対の意見が多いような気がする。果たしてそうなのか?

 またこの欄でも反対の意見だけが掲載されている。果たしてそうなのか?

 私は、必ずしも反対ではない、その理由を挙げてみたい。

 まずオスプレイの安全性について。私の自衛隊での操縦経験(30年、約7,000時間、14機種)から言えば、新しい機種ほど安全である。更に大変興味があり、操縦してみたい機種である。

 能力は、大型ヘリのCH-47をはるかに凌駕している。

 次に佐賀空港の実情は、管制圏もなく管制官もいない、つまり佐賀空港を離発着するあらゆる航空機は操縦士の判断で離着陸が行われているのが実情である。

 自衛隊が佐賀空港を使用す るようになれば当然管制圏が出来、管制官を配置するようになり離着陸の安全性は飛躍的に向上するし、操縦士の負担も軽減される。

 つまり、必ずしも悪いことばかりではない、もっと良いことも、もっと悪いことも有る筈なので双方の言い分をよく聞いて判断していただきたい。