42期 徒然草
日 本 一 谷口 日出男

 ここ久留米、今年は意外と知らざれる日本一がある。

 なんだと思いますか?

 同窓生諸官、誰もがあの昭和42年、半年から一年間住んだ街である。

 赤土の高良台演習場での歩兵訓練や現地教育、暑かったなぁ、昼休み時間になると演習場まで売りに来てくれる冷たい牛乳の大びん、まだあの冷たさとおいしさを覚えているなぁ!

 そして候補生隊舎での冷房もない部屋、屋上でビールを飲んだのがばれて候補生隊長のところまで叱られに行った。
 その頃は缶ビールなんてなくてみなあの瓶ビール、飲んだ空瓶の処置に困ってロッカーに仕舞っていたのが、付教官の例の内務点検で見つかってしまったのである。

 高良山登山走もきつく、とうとうあの駿足のY君もゴール寸前で倒れた。
 途中の商店街の人から柄杓で水をかけて貰ったのがいい想い出である。
 
 そう、そんな暑さがここ久留米の今年の隠れた日本一である。 

 最高気温については、40℃を超す熊谷や多治見に負けるも、猛暑日及び気温30℃以上の日数の多いのは堂々日本一なんである。
 とにかく今年は、夏になってからしょっちゅう暑いのである。

 



 42年頃の暑さもひどかったけど今年はまた異常な暑さの連続です。

 昨日は39.5℃なのに大分の日田に抜かれ全国2位、そして今日は38.6℃で見事これを抜き返し1位の栄冠を奪取、今年になって4度目の日本一か・・・それにしてもここ久留米は暑いですなぁ、まったく「命にかかわる危険な暑さ」の連続です。


 小さい頃は、"帽子被って遊ばんと日(熱)射病になるぞ"と親から注意されたもんだが、いまはその言葉も変わり「熱中症」ホント、天空からと地面からの強烈な照り返しで「熱のかたまり」の中にいる感じ。


 南国宮崎育ちの小生もいささかこの暑さにはバテ気味で老後の残り少ない活動余暇に精出してます。


 そんな夏の思い出話を2題、ご笑読の程を。

  夏の思い出話その1 「水 あ べ」をアップしました。

  夏の思い出話その2 「弁 当」をアップしました。